harenotchy’s diary

つれづれと日々の詩を書きます

とびおりる

わたしは

とびおりる

 

 

わたしは

飛び降りる

 

わたしという

じんせいの舞台から。

 

 

代役はいまのところ

見つかっていないけど

 

なんとかなるでしょ。

 

 

舞台から飛び降りるといったって

清水寺から飛び降りるほどのこともなく

小学校の体育館の小さな舞台の

段差をとんっとおりるだけ。

 

 

簡単だった。

 

 

お客さんはもともとそんなにいなかったけど

隅の方でずっと見守ってくれてたひとも

すくなからずいたんだって

降りてから気づくのは反則だよね。

 

 

あとのことは

考えていない。

たいしたことのない段差でも

飛び降りたことは降りたので

足のうらのジンジンが

まだおさまらない。