harenotchy’s diary

つれづれと日々の詩を書きます

平和を求めて

許さない、

という言葉が

あふれている

この世の中には

 

眉間にシワ寄せて

汚いことばで罵り合って

感情でドロドロになっている

人たちが

たくさんいる

 

みんな

コンクリートの心で

ピリピリひび割れ

おこしてる

 

それでも

絶滅寸前の

街中の公園には

平和にブランコが

揺れているだろうし

 

わたしが生まれる

何十年も前から夫婦だった

老夫妻は

しわしわになった手を

固くつないで歩いてる

 

いつか

ミサイルで

全てふっとんだら

何が残るのか

 

許さない、という気持ちが

亡霊のように

はびこった国か

 

また花咲くように

じっと  じっと

祈る心か