harenotchy’s diary

つれづれと日々の詩を書きます

偶然のために

いつか

どこかの街角で

偶然あなたに再会したい

 

連絡先が何度も変わって

名前すら頭から消えかかったころに

偶然再会したい

あなたに

 

ぼんやりとした昔の面影を

冷たき都会の雑踏に

ある日突然見出すことを期待して

 

 

あなたが通ったかもしれない道を

何度も何度もたどって

あなたとの人生をもう一度手繰り寄せて

 

 

それも偶然のために

あくまで偶然のために

 

あなたと再び出会うために