harenotchy’s diary

つれづれと日々の詩を書きます

ベンチにすわる

公園にベンチが並んでいる

わたしは

そのうちのひとつに

腰掛ける

 

だれも何も言ってこない

指定席もない

そこにいることそこにあるもの

すべてに理由はいらない

 

いいんだよ

ここにいつまででもいて

いいんだよ

 

都会の真ん中で

よちよち歩いてる

ことりを目で追いながら

 

しずかな声に

耳を傾ける