harenotchy’s diary

つれづれと日々の詩を書きます

ふうせんのように

こころは

ふうせんのように

ふわふわどこかにいってしまう

 

ひもをくくりつけて

どんなに固くにぎりしめていても

 

ぷつりと切れて

飛んでいってしまう

 

かと思えば

すっかり飽きてしまって

簡単に手放してしまう

 

 

 

たいせつに

たいせつに

 

わたしのふうせんも

わたしでないだれかのふうせんも

割れることなく

遠くに飛ばされることもなく

いい距離で

いい気持ちで

見守っていよう