harenotchy’s diary

つれづれと日々の詩を書きます

ひとびとのなかで

寒空の下

畑の真ん中で

すすきの穂たちが

見事なビッグウェーブを繰り広げていた

 

都会にいようが

田舎に行こうが

変わらず

ひとびとの中で

ひとに関わって

生きなければならない

 

ああ

あのすすきたちを

うまく統率している

風になりたい

 

 

ひとびとを

こごえさせ

部屋の中に閉じ込め

ただ 

ひとのいないところで

ひとびとが知らない風景を

楽しんでいたい